「死ぬかと思った」おばあちゃんが遊びに来ないと知った幼稚園息子の悲劇

 息子が幼稚園のとき、あることが原因で119番に電話して、救急車が出動しかねない事態になりました。当時の対処法とその原因を詳しくお話しします。
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 息子が幼稚園年中のときの話です。園から戻った息子が家でおやつを食べながらテレビを観ていたとき、私の母から電話がありました。
 息子はおばあちゃん(母)のことが大好き。私によりも懐いているのでは? と思うくらいです。母はこの日の翌日、私とランチをした後、息子に会う予定になっていたので、待ち合わせの連絡かなと思っていました。
 ところが、母からの用件は急なキャンセル。それも用事ができたわけではなく、なんとなくやめようかなという理由でした。新幹線で1時間の距離なので、おっくうになってしまったのでしょう。
 孫に会いたくても、高齢者にとって移動は疲れるものです。その気持ちは分からなくもありません。そこで息子には理由は言わず、「明日は、ばーば来れなくなっちゃったんだって」とだけ告げました。
 すると、息子は「ギャーッ」と泣きだしました。そして、間もなく「ウッ」と息を詰まらせて、苦しそうにもがき始めました。そのときになめていたあめを、泣いた拍子に喉に詰まらせてしまったのです。
 言葉も出せず、窒息寸前のようで、息子の唇はどんどん紫色になっていきます。私は、慌てて背中をたたいたり、逆さにしたりして、思いつく限りのことをしました。けれども顔色は悪くなるばかり。このままでは死んでしまうのではないかと私は半ばパニック状態になりました。でも、命がかかっているので、途方に暮れている暇なんてありません。

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 やっとの思いで冷静さを取り戻し、私は119番に電話して、救急車を呼んでもいいか聞きました。私が行った処置を説明すると、オペレーターの人は冷静にこう答えてくれました。
 「お水を飲ませてみてください。それでダメなら救急車を出します」 私は言われたとおりに、すばやく水を用意しました。息子の意識はまだあります。 「お水を飲もうね。大丈夫だよ」
 私の言葉掛けに応えるように、息子はゴクリと水を飲みました。すると「んんー!」という声が出て、息子はようやく呼吸をし始めました。まだ途中にあめが残っているようで、胸の上あたりを痛がっていましたが、しっかり呼吸はできています。私は、オペレーターさんにお礼を言って、電話を切りました。その後は、あめも溶けていったようで、だんだんと痛みも取れ、ホッとひと安心したのでした。
 この一部始終を電話で聞いていた母は、約束を破ろうとしたことを反省し、翌日やって来て、息子に謝っていました。ですが私自身も、息子があめをなめているときに泣かせるような話をしてしまったことをとても反省しています。最悪の事態にならなくて、本当によかったです。あめに限らず、子どもが何かを口にしているときは注意が必要だと実感した出来事でした。

※掲載されている情報は、2019年08月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
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