毎月の月謝は6万円超!子どもの習い事、断捨離はじめます!

皆さんのお子さんは、なにか習い事をしていますか? 幼児教育の世界でよく言われる「三つ子の魂百まで」「三歳児神話」という言葉や、早期教育に熱心なママ友の話を聞くと、「うちの子はまだ何も習い事をさせていない…。ここで後れをとったら、もう追いつけないのかしら」と不安になることもあるでしょう。
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筆者の子供(5歳娘と3歳息子)が通う幼稚園は、課外活動が盛んで、幼稚園が終わった後、園内でピアノや体操、英語、リトミックなどを体験できます。習い事の送迎がいらず、便利なのですが、まだ二人とも何も習い事をしていません。というのも、こんな話を聞いたからなのです。

sakhorn38/iStock/Thinkstock

子供の幼稚園で知り合い、仲良くなったAさんが、頭を悩ませていること…それは、子供の習い事についてでした。話の本題に入る前に、Aさんの人となりについてご紹介しましょう。

30代半ばのAさんは、幼稚園児から小学生まで、3人の男児を育てる快活でパワフルなママ。朝9時から15時まで、週5日パートで働き、仕事が終わると、毎日、子供たちの習い事の送迎で行ったり来たり。旦那さんは、出張と残業が多い職業のため、平日はほとんど自宅におらず、育児の手助けにはなりません。これだけ忙しくても、パートの仕事を減らせない理由、それは子供の習い事のためなのだと言います。

最初は早期教育なんて興味のなかったAさん。ところが、現在小学4年生の長男が3歳の頃に、周囲のママ友の間で習い事ブームが到来。

「有名アスリートは、3歳から競技をはじめていた」
「3歳までに色々な経験をさせて、外から刺激を与えなければ、地頭が育たない」

こんな熱弁を聞いて、揺れない親がいるでしょうか。
「我が子だけ習い事をしてなかったら可哀想。お友達も一緒なら、習い事に楽しく通ってくれるかも」と軽い気持ちで、ママ友が誘ったサッカー教室に入会しました。すると、他のママからも習い事のお誘いがくるように。

「小学校では、泳げて当然という前提で、プール授業が進められる。泳げない子は辛いよ」

そう聞くと、泳げずにプールサイドで1人バタ足の練習をしている姿が目に浮かび、「泳げないと可哀想…」とすぐにプール教室に通わせることに。さらに…

「東大生には、ピアノの経験者が圧倒的に多い。脳科学の観点からも、ピアノは知能を伸ばす」
「小学生から英語が必須科目になる。早い時期から、習い事で英語を習えば、落ちこぼれない」
「兄弟児の場合は、上の子と下の子で差を付けない方が良い」

こんな話を聞く度に、Aさんの子供たちの習い事は、増えていきました。
ある時ふと、子供たち3人、いくらくらい習い事に費やしているのだろうと疑問に思い、計算してみることに。

当時の習い事は、こんな感じでした。
小学4年生の長男は、習い事を4つもしています。サッカー、水泳、英語、ピアノ。
小学2年生の次男は、習い事は3つ。サッカー、英語、ブロック教室。
そして幼稚園年少の三男も、2つの習い事をはじめました。水泳、ピアノ。

気づけば、子供たち3人で、9つもの習い事をしていたのです。月謝が安いものは、5000円未満から、高いもので1万円ほど。月々の習い事に払う出費は、6万円を越えていました。

Ingram Publishing/Thinkstock

これまで誘われるがまま、習い事を増やし続けていったAさんですが、家計的にも送迎時間の面でも、これ以上習い事を増やすのは無理…と思っていた矢先、長男と次男が目を輝かせながら「元プロ選手が教えてくれるサッカー教室に行きたい」と言ってきたのです。
Aさんは「長男くんは、もうすぐ中学生になったら、部活でサッカーをできるでしょ。わざわざ今のサッカー教室を辞めて通う必要はない」と断りました。
ところが、息子たちは猛反発。息子たちの言い分は、中学生の部活では、上手くないとレギュラーが獲れないというのです。しかも、まだサッカーボールも蹴ることができない三男まで、「僕もサッカーをしたい!」と言い出しました。
習い事が、家計をひっ迫する中、子供の希望を叶えるかどうか…
悩んだ末、習い事の断捨離をすることにしました。
長男と次男は、中学生以降も活かせる英語と、やる気があるサッカー教室は継続。希望の元プロ選手が教えてくれる教室は、すぐには通わせません。けれど、今のサッカー教室でレギュラーを獲って、試合で活躍すれば、教室の乗り換えも検討すると話しました。また送迎が大変なピアノとブロック教室、そして長男は、ある程度泳げるようになったので、水泳を辞めることにしました。
三男は、まだ泳げないので水泳は継続。興味がなくて、練習をしないピアノは辞める予定です。そして、休日には、兄たちからサッカーを教わることにしたそうです。
これで9つもあった習い事は、5つまで減って、Aさんの習い事断捨離は成功しました。そして、そろそろ長女も習い事をはじめようかと検討中の筆者に、こんなアドバイスをしてくれました。
「これまで、ママ友に誘われるがまま、習い事を増やし続けてきたけれど、断る勇気も大事だね。習い事をはじめたら、すぐに辞めることもできない。だから習い事をはじめる時は、くれぐれも慎重にね」

そして、Aさん自身は、未だにピアノに未練があるそう。
「息子3人もいて、全員が泥だらけになるサッカーを選ぶなんて…昔ドラマで見たピアニストが格好良かったから、息子のうち1人くらいは、ピアノを続けて欲しかったな…。でもこれから習い事以外に、息子たちが塾に通うようになると想像したら…もっとバリバリ働かなくちゃ!」
Aさんは、今日も仕事帰りに子供たちを車に乗せ、それぞれの習い事へ送り届けています。

※掲載されている情報は、2019年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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