コロナで増加! 手荒れのケア【Dr.りわのエン女医!マイライフ】

 冬は手荒れに悩む人が増える季節。最近は新型コロナ対策の手洗いや消毒の影響でも増えています。

 肌表面の皮脂膜と角層内のセラミドが、(1)手洗い(2)洗剤(3)冷え・血行不良(4)アルコール消毒 などで失われると、肌が乾燥して手荒れを引き起こします。予防として以下に注意を。

◆ 洗剤が手に触れないように、炊事は手袋を使用する
◆ 帰宅時やトイレの後、食事前以外はせっけんを使わず、水かぬるま湯で洗う(十分な流水でウイルスや細菌は除けます)
◆ 手が濡れたらすぐに拭く(水分が蒸発する時に潤い成分が奪われます)。タオルなどでこすらず、優しく押し当てる
◆ 手洗いのたびにハンドクリームを塗る(潤いを補い、水分の蒸発を防ぎ、皮膚を守るベールの役割)

photoAC

 それでも「なかなか治らない」「繰り返す」という人は、皮膚そのものが弱い状態。潤い成分を作れず、閉じ込めておけず、荒れた皮膚を再生できないのです。こうした根本を治すためには、食事などで栄養補給を。特に「ひび、あかぎれ」は亜鉛不足かも。細胞分裂に欠かせない亜鉛が不足すると、肌が乾燥したりジクジクしたり、毛が抜ける、爪がもろくなる、傷の治りが遅くなることもあります。お酒をよく飲む人は特に亜鉛が不足しやすいので注意を。牡蠣、カニ、イカ、タコ、肉、チーズ、ナッツ類、全粒粉などで亜鉛をしっかり摂取しましょう。

 Enjoy! Moisturized and healthy hands!

武田りわ

福岡市城南区梅林にある「タケダビューティークリニック」院長。
お酒と旅と家族をこよなく愛する皮膚科医・美容皮膚科医。
美容医療と漢方、オーソモレキュラー医学(栄養療法)を取り入れた統合治療に注力。

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