保育園激戦区で何とか入園したのに…わずか一年で転園 その理由とは?

 スプーン1杯の粗末な給食。真冬でも暖房をつけずに、室温はわずか14℃。定員オーバーで狭い室内に詰め込まれた子供達・・・。ずさんな保育実態が明らかになり、認定を取り消された兵庫県姫路・こども園の事件のニュース。まだ記憶にある方も多いのではないでしょうか?その事件が起こった当時、子持ちの友人と集まった時に「親は、こんなに酷いって気づかなかったのかな?クレームを言えば良かったのに」と話題になったのですが、一人のママがポツリと「『これって虐待じゃない?』と思っても、言えないことあるよ。保育園激戦区で苦労して入れた園なら、なおさら。先生を怒らせたら損だと下手に出ちゃうんだよね」と漏らしたのです。果たして、彼女の子供が通う園で、何が起きたのでしょう・・。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗・施設で営業時間の変更・休業、並びに一部イベントが延期・中止になっている場合があります。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて不要不急のおでかけはお控えください。おでかけを楽しめる時の参考となりますように、少しでも安らぎとなりますように、引き続き皆様にお楽しみいただけるコンテンツをお届けしてまいります。

 その当時、友人Aの子供は、保育園から幼稚園に転園したばかりでした。

 Aは、根っからの仕事人間で、「子供のことは大好きだけど、やっぱり仕事の方が、子育てよりもずっと気が楽!保育園は、保育のプロなんだし、預けている方が安心だよ」と明言していたくらいなので、このまま保育園に通わせるのだと思っていました。

 最近の幼稚園は、働くママのために延長保育があります。それでも、保育園に比べれば、親が参加する行事が多く、頻繁に休園日もあります。だから、近くに手助けしてくれる両親がいない状態で、フルタイムで働きながら、子供を幼稚園に通わせるのは至難の業。それに、Aが住んでいたのは、全国有数の保育園激戦区でした。

「せっかく保活をして入園した保育園を、一年も経たずに辞めるなんて、もったいない・・・」と、Aの選択を意外に思って尋ねてみると、驚きの答えが返ってきました。

「子供が通っていた保育園の先生が、虐待ギリギリのことをしていたの。不信感が募って、転園を決意したんだ」

 ニュースになったこども園のような、虐待まがいの保育をする園が、こんな身近にあるだなんて驚きで、詳しい話を聞きました。

 ある日、Aは、仕事が早く終わり、普段よりもずっと早くお迎えに向かいました。保育園の園庭で賑やかに遊ぶ子供達の中に、Aの子はいません。教室に向かうと、担任の先生と子供が、二人でいる様子が見えました。

 教室から漏れ聞こえてきた声で、なにか先生が怒っているようだと分かりました。叱られるとうつむいてしまう我が子は、肩を小さく震わせて、今にも泣きだしてしまいそう・・・。Aの胸はギュッと痛み、教室に入ろうとした瞬間、先生が子供のあごをクイッとつかみました。
 そして「先生が大事な話をしている時には、ちゃんと目を見なさい!本当に聞いているわけ?」とすごんだのです。

https://www.photo-ac.com/

 慌てて、教室に飛び込むと、先生はすぐにあごから手を離しました。

「A子くんのママ!今日は早いんですね。実は、A子くんが給食の時にふざけて、他のお友達の邪魔をしたんですよ。今、そのお話をしていたんです」
と慌てたように言いました。そしてつらつらと、Aの子の悪口を言うのです。

 落ち着きがない。クラスの集団生活になじもうとしない。できないことが多くて、他の子について行けない・・・、などなど。それが事実だったとしても、保護者面談の時に話せば良いことで、子供には聞かせたくないネガティブな批判ばかり。この一件で、すっかりAは先生に不信感を抱き、それからちょくちょくと、お迎えの時間外に保育園を訪れ、様子を見ることにしました。

 それから約1ヶ月後、決定的な事件が起こります。

 偶然、先生がAの子の首根っこをつかみ、ズルズルと引きずっていく様子を目撃してしまったのです。先生は、教室から廊下へとAの子を連れだし、壁にドンっとぶつけて「お友達に何を言われたか知らないけれど、先に手を出した方が悪いのよ!!」と叱りました。
 Aはその様子を見て、先生に対して猛烈に腹を立てましたが、それ以上に、「虐待かも?」と不安に思っていたのに、園に抗議もせず、一ヶ月近く様子を見ていた自分に対して、怒りが湧いてきました。すぐに先生と園長に抗議をして、転園したいと伝えました。

「待機児童200人以上の保育園激戦区で、やっと入園できた保育園だったから、『うちの園が嫌なら、退園してください』と先生を怒らせたらまずいと思って・・・。先生のやり方に疑問があっても、先生には頭が上がらなくて、下手に出てしまった。我が子を守れるのは、親の私だけなのに・・・だから次は、子供に合う場所を見つけて、楽しく通えるようにしてあげたいの」

 Aの子供の新生活は、はじまったばかり。あごクイッや壁ドンの叱責とは無縁の場所で、たくましく成長して欲しいと願っています。

※掲載されている情報は、2020年05月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

人気記事ランキング

  1. 1義母に合鍵を渡したら黙って家に入ってくるように…それを…
    ファンファン福岡編集部
  2. 2【良い嫁キャンペーン終了】手土産を突き返した姑に、復讐…
    ファンファン福岡編集部
  3. 3ソーシャルハラスメントにうんざり!Facebookで公…
    ファンファン福岡編集部
  4. 4【姑にドン引き】私が目撃した最も不幸な結婚式…新婦へま…
    ファンファン福岡編集部
  5. 5簡単!100均てぬぐい☆コンビニエコバッグの作り方
    Mochico2408
  • トップ
  • 保育園激戦区で何とか入園したのに…わずか一年で…