お産に役立つ“歯医者さんの香り”【クローブ】

こんにちは。看護師・アロマセラピスト 緑です。 風が冷たくなってきましたね。 手足の冷えと戦う日々です(笑)
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗・施設で営業時間の変更・休業、並びに一部イベントが延期・中止になっている場合があります。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて不要不急のおでかけはお控えください。おでかけを楽しめる時の参考となりますように、少しでも安らぎとなりますように、引き続き皆様にお楽しみいただけるコンテンツをお届けしてまいります。

産後の方をマッサージをさせていただく時、ほとんどの方の足首が冷えています。

季節を問わず「妊娠中から気になっていた。」という方が多くいらっしゃいます。

分娩中、ラベンダーの精油を使用し、足浴することもあります。

リラックス、血流を良くし分娩促進作用があるのです。

お産に役立つアロマはいろいろあるのですが、今日はちょっとスパイス色の強いアロマをご紹介します。


クローブ。

中国では釘と同義語の「丁」の字を使って丁子(チョウジ)と言います。
丁香(チョウコウ)とも呼ばれ、漢方薬に利用されています。
ホールの状態を見ると…、釘の形に見えなくもないですよね?
開花前のつぼみを摘み取って乾燥させるとこげ茶色に変色します。
 
クローブは、料理をはじめポプリ・香水・お香などにも利用されています。
その香りは、スパイスの中でも最も強く刺激的といわれ、肉料理の臭み消しや風味づけに用いられます。
ヨーロッパでは伝統的に、オレンジなどの果物にクローブを刺してポプリを作り、魔除けとしてきました。
このポプリは「ポマンダー」と呼ばれ、天然の芳香剤となります。

クローブは日本にはあまり馴染みのない香辛料ですが、実は奈良時代から使われてきた歴史があるのです。
香辛料としてではなく、王冠の飾り付けや染め物に使われていたそうです。
平安時代にも「丁子」と呼ばれ、香料や染料・薬・防腐剤として利用され、源氏物語にもその名が登場しています。
クローブの香りは、バニラのような甘さを秘めながら、スパイシーで独特です。
イメージがわかないかもしれませんが…
きっと、みなさん1度は嗅いだことがあると思いますよ?
歯医者さんの匂い。
そう、あれです、あれ!

クローブの精油の成分は、約8割が「オイゲノール」です。
オイゲノールは、主に鎮けいれん作用と鎮痛作用が知られています。
抗炎症作用にも優れ、古くから歯痛や歯肉炎に用いられてきました。
 
歯医者さんの世界では、このオイゲノールをなぜか「ユージノール」と呼ぶらしく。
酸化亜鉛粉末と混合した「酸化亜鉛ユージノールセメント」として使用されているそうです。
局所麻酔などに利用されているのですが、消毒剤とは比較できないほど芳香性が強いのです。。

こういったことから、「歯医者さんのハーブ」と呼ばれることも。
また、防虫作用に優れ、特にゴキブリの嫌いな香りとしても有名です。
抗菌・抗真菌・消毒作用があり、カビの増殖を抑える効果もあります。
 
香りが苦手でなければ、ルームスプレーとして使ってみてもいいかもしれません。
クローブ単品よりは、柑橘系などとブレンドするのをおすすめします。
 
消化不良、下痢など、冷えが原因の胃腸トラブルにも効果的です。
また、胃腸の不調からくる口臭も改善してくれるとか。
気になる方は、ハーブティーやチャイで試してみては?

ほかにも、この刺激的な香りは記憶力を高めることにも役立ちます。
気分が落ちている時には、気持ちを明るく高揚させ活力をくれます。
通経・子宮収縮作用のあるので、陣痛の痛みを緩和しながら、お産をスムーズに進める働きがあります。
私のいるマタニティクリニックでは、気力を与え痛みを和らげるため、オレンジなどとブレンドして、分娩室のアロマディフューザーに使用することもあります。

クローブは皮膚刺激が強いので、マッサージに使用する時は注意が必要なのです。
 
ジャスミンも効果的ですが、香りが濃厚なので、妊婦さんによっては、香りが邪魔に感じることもあるようです。
 
マッサージ中「お産なんて全然余裕ないからさー、『音楽も香りもうるさい!』」って思ったー」と言われた方も。
す、すみません。。
 
だけど。
「これを乗り切ればマッサージ!と思ってがんばった」
なんて言われた時は、張り切ってしまいます(笑)
「3人目はないと思ってたけど~(笑)」 とまた来てくれるリピーターさんに会えるのもとてもうれしいです。
 
里帰り出産の方は、インターネットや口コミで産院を選ばれるようですが、
「アロママッサージがあるからここに決めました」 と言っていただくこともあります。
 
最近は、福岡でも産後のサービスとしてアロママッサージを行う産婦人科が増えています。
数ある産婦人科の中から選んでいただいて、ご縁があって出会えたママと赤ちゃん。
昨日よりも成長している自分でお迎えできるよう、がんばります!
※注意(クローブは妊娠中の人や授乳中の人は使用を避けてください。 また皮膚刺激を起こすこともあります)
 

※掲載されている情報は、2020年01月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

人気記事ランキング

  1. 1義実家に同居…妻の苦労は伝わらず?自己中な旦那をギャフ…
    ファンファン福岡編集部
  2. 2会う度に嫌味しか言わない、姑の決まり文句にドン引き!
    ファンファン福岡編集部
  3. 3子作りを邪魔しているのは姑?!舅姑との同室温泉旅行は、…
    ファンファン福岡編集部
  4. 4【姑にドン引き】近居願望の強い姑が見つけてきた物件は、…
    ファンファン福岡編集部
  5. 5「コンビニワープ」を絶滅せよ!痛ましい幼子の死亡事故発…
    久留仁譲二
  • トップ
  • お産に役立つ“歯医者さんの香り”【クローブ】