日本人初上陸!?仏領マヨットで女王、TV取材を受ける!~珍国の女王☆度々世界旅~

 「ネタ作りの旅。」いつ頃からそう考えるようになったのか・・・もちろん渡航目的は仕事なのだが、訪問する国が珍国なだけにそのスタンスでいないと精神的に乗り切れないことが多い。
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プラスなネタ、マイナスなネタ・・・ネタは満載だが今日はインド洋に浮かぶ島・仏領マヨットという地域で
何と女王が地元のテレビ局に取材を受けてしまった!
というネタをご紹介。
まずはインド洋に浮かぶ島、「仏領マヨット島」を簡単に。

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マヨットはフランスの海外県。コモロ諸島に属する島

人口は約23万人。
住民は大半がイスラム教徒。
農業や漁業、自然が豊富でアロマで有名なイランイランの生産が主。
島は火山島で美しい珊瑚礁に囲まれている。

機上からはとても美しい海が!

歴史は複雑。
マヨットはコモロ諸島の一部であり、1900年初めから1970年代頃までは4島あるコモロ諸島をフランスが統治。
 
その後、アフリカでは独立運動が盛んになりコモロ諸島でも独立投票が行われた。
しかし唯一マヨットだけが反対。
 
投票の不正が行われたとコモロが主張するも、フランスは軍事的にも利用価値があったマヨットを強引にフランスの領土とした。
 
飛行機で40分のところにある国、コモロ連合は今でもマヨットの領有権を主張している。

コモロにはマヨットの領有権を主張する看板がある。

歴史的背景は複雑だが、独立したコモロとフランスになったマヨットとは
かなり違いが・・・

こちらはコモロ

こちらはマヨット

元は同じ国。ただの訪問者である私にとってはコモロも魅力的な国であるのには間違いないが。地元の人に話を聞くと仏領で良かったのだと大半の人は考えているようだ。
 
ただ、物価を考えるとフランス系のお店はなかなか手が届かず例えば外食となると、こういった所に地元の人は良く来る。

アフリカ系のジモティで賑わうグリル焼きの屋台が集まる場所

グリル焼きの厨房。洗面器の中は丸裸にされたチキン…

イスラム教徒の女性は基本的に写真はNG。
しかし記念にと思い、愛想が良かったこの写真の女性に「一緒に写真を撮って下さい。」とお願いしたら5ユーロ(700円位)と言われた・・・。
アフリカでは良くあることだ。

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さて、それではマヨットでのテレビ取材の話としよう。現地人で賑わうマーケットがある港付近を散策中に背後から急にフランス語で話しかけられた。

「@&#$%△▼■~!!!」

恐る恐る振り返ってみると、マイクを持った男性とカメラを抱えた男性がニコニコして立っている。女王のフランス語はレベルゼロ\(◎o◎)/

ヴァン ルージュ(赤ワイン)メルスィー(ありがとう)セボン(いいね!)

いつもこの3つで乗り切っている。フランス語が分からない私に今度は英語で「どこから来ましたか?」

女王 「はい、ジャポンから来ましたよ。」
とフランス語は出来ないくせにとりあえずJAPON と答えてみる。

すると2人の顔がパッと明るくなって

「俺ら生まれて初めて日本人に会うよ!マヨットに来た日本人はあなたが初めてだよ!マヨットの観光番組を今夜放送するので是非インタビューに答えてくれよ!!」

日本人マヨット初上陸ってことはないけれど、日本からマヨットを訪れる人はほとんどいないのは確か。

ホテルの人もタクシーの運転手もレストランの店員さんも皆、日本人に会うのは初めてだと言う。

しかし、女王は少し前にマーケットで日本人らしき夫婦を目撃していた。

地元の人が集まるマーケットには色とりどりの野菜や果物が並ぶ

~こんなチャンス、独り占めしてはもったいない!~
と思い(本当は1人が不安なだけ)日本人らしき夫婦を探しに行く。
 
見つけたっ!(▼∀▼) 勇気を出して日本人らしく声をかけてみる。
「あの〜すみません•••」
私の日本語に異様に反応したご夫婦、当然驚かれる。
〜良かった、日本人だった〜
事情を説明すると、素敵な思い出になりそう♪と快諾。リタイア後、時間を見つけてはご夫婦で世界中の珍しい場所を旅しているそう。なんて素敵☆
 
ご夫婦と一緒にテレビクルーの所に戻ると二人とも更に顔が明るくなる。
私がお世話になっている現地スタッフはいつの間にか観光ガイド役に( ̄∇ ̄;)
 
ガイド役の彼に案内されながら、3人で港の風景を見て回る•••
というヤラセ的なシーンを撮影し、海が良く見渡せる場所で一人一人インタビューという流れ。
 
インタビュースタート。まずは、上品で明るい奥様から。
「マヨットは人もフレンドリーだし海は綺麗で、とても素敵なところね♪食事も最高よ!またすぐにでもここに戻ってきたいわ」
セレブなオーラを放つ奥様の受け答えに女王感動。
 
続いて穏やかで優しい旦那様。
 
「昨日のホテルは非常に素晴らしかったです。眺めもいいし、食事も美味しいし。 インド洋に浮かぶ島がどんなところかと不安だったけど、ここには必ず来るべきです。素敵な場所に私たちは出会えて幸せです。」

確かに泊まったホテルは最高だった!プールに写り込む朝日

食後のデザートのココナッツアイスも美味!

ホテルではマダガスカルとマヨットにしか生息しない「マキ」というお猿さんがおもてなし

夫婦揃って完璧なる回答を目の当たりにし、やや緊張気味の女王。
~さて、いよいよワタクシ女王のお出ましよん♪~
ドキドキ、ワクワクしながら一歩を踏み出すと何故か次はガイド役の彼が呼ばれる。

堂々とインタビューに答えるガイドくん

あれれ???ガイド君の次かな?しかし、ガイド君のインタビューが長い長い。やっと終わって、次こそ!っと思いきや、二人のクルーは私に向かって丁寧にお礼を言う。
 
「いやぁ〜あなたのおかげで良い取材が出来たよ!ご協力ありがとう♪」
 
どうやら、撮影終了のようだ。
 
〜そうだよね、セレブオーラ溢れるご夫婦の方が絵的にもいいよね。この姿じゃご夫婦と親子にも見えないし•••ここはおフランス、そして私はニセ女王〜
 
妙に納得。嘆くこともない。アフリカばかりを回っている私は基本、お金なんて持ってないよスタイル。仕方がないのだ。記念に彼らをパチリ。

とても陽気なテレビクルー

 ご夫婦と合流する前は、私の動向を執拗に撮っていたので
お手洗いに向かう後姿くらいはテレビに出ただろう••• と思いたい。
 
テレビ取材を受けルンルンなガイド君、もとい、我がスタッフに強烈なジェラシーを感じながら、マヨットを後にしたのである。

本島よ、さよなら。空港があるプチテラ島まではフェリーで15分

珍国を旅しているとたまにこういうメディア関係から取材を受けることがある。
 
日本ではひっそり生きている(つもり)が、海外では妙にミーハーになってしまうものである。ここマヨットでのミーハーぶりは空振りだったが、またいつかどこかで取材を受けるであろう。
今回、初めてマヨットを訪問しましたが、仏領ながら素朴な雰囲気が妙に落ち着く場所でした。
 
次回は同じインド洋に浮かぶ島「仏領レユニオン」をご紹介します☆本日も長文をお読み頂きありがとうございました!(^^)!

※情報は2014.10.16時点のものです

珍国の女王

【珍国→珍しい国→日常ではあまり耳にすることのない国】

縁あって100ヶ国以上の国や地域を訪問させて頂いております。 なぜ、自分で女王と言ってるかというと、西ヨーロッパ諸国を訪問した時に 立て続けに現地の人に、どこかの女王に似てると言われて有頂天になってるから。 どこの国の女王かは不明だけど。 特技は、どんな地域にでも雨を降らせて、虹を架けること。 究極の雨女です!

※掲載されている情報は、2020年02月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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