【続編】子どもの携帯代が高いと思う方へ~100万を高1娘に投げた結果…

【前編のあらすじ】15歳とのバトルお話し・・・ かくして娘は100万を手に3年間を計画たてて、暮らしていこうとしていきます。
この記事の目次
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗・施設で営業時間の変更・休業、並びに一部イベントが延期・中止になっている場合があります。おでかけの際は事前に最新情報をご確認ください。

まずは通帳をつくると言っていました・・・

まもなく、鼻息荒く学校からかえってくる娘。
「ちょっと~信じられん!?土日休みなのは知っていたよ。でもさあ、学校終わって走っていったけど、銀行の人ってさ、午後3時までしか働かんってさ。もう閉まっていたよ!仕事終わるの、はやくない?!」
「いやいや銀行ってね、そのあとの作業が大変なのよ。窓口閉めてからが作業がこうこう・・・」
「へえ〜〜そうなん!?でもさぁ、なかなか行けないやん。」

しばらくするとまた私に訴えてきます。またもや鼻息あらい娘。
「もう〜身分証明書がいるって!学生証忘れた!!」
あるときは、
「未成年だから口座作れんって!保険証いるって!!」

またしばらくして
「今度は同居の証明書みたいなのいるって!!免許書とかパスポートあるならすぐできたとか言われても!!も~~~ないやん。銀行の方もさあ、こういう時、いるものチェック表みたいなの用意してあればいいと思わん!?っていうか、あ~~もう~~私も最初に何がいるか、全部教えてって聞けばよかった。あ~~!!」

このような会話を数回、私にブツブツ繰り返し、ようやく娘の通帳ができました。

ついに通帳をゲット!しかし、母は100万円の件で怒られていました…

「やった〜!見て!自分の名前の口座を、自分でつくった!!きゃ~うれしい!」
これらを私はあったかい瞳と、口角をあげた微笑みで、菩薩さまのような娘をそっと見守っていました。

・・・なんて言ってみたいところですが、上がっていたのは口角ではなく、頬のひきつりかも(笑)なにせ100万円を娘に一任した私は、夫には怒られてました。「大金なんか持った事がない女子高生だぞ!通帳ができる前に、えへっ、あのね~。あたし使ってなくなっちゃったなんて言われたら、どうするんや」と。

①信じてる。
②数か月で使いきっても、うちにはもうない。

3年間ぴったりで100万円を使い切った娘

きっと大丈夫だろう。私には根拠のない自信がありました。

額が大きいからこそ、責任もあり、大切にどうにかしていくはず。どうしていくのか、何を学ぶのか、この3年間がワクワク楽しみでした。

そもそも、今更グチグチ言っても、最初に娘に話を持ち掛けたのは親の私です。
「してしまったもんは、しょんなかろうもん」(これは私の父の口癖でした)
これが失敗しても、娘はもちろん、判断した私も何か学ぶはず。


すでに通帳を作った時点で、もう3つも学んでいます。
①通帳を、ひとつをつくるにもルールがある。
②身分証明書という言葉を覚えた。
③したい事があるなら、必要なものをはじめに調べていくと効率的。
大人になるうえで、成長だなと思ったのです。

そして3年間。
この通帳をうまく使って、ちょうどで使い切った娘。

3年間100万円を1年ごとに、さらに1月ごとに分け、収支を考えてたそうです。欲しいものは予算とともに、天秤にかけよく比較検討する。先を見越してずっと必要なもの、今の自分に必要なものをよく考えていったようです。

高校2年の夏、ローファーの靴底がパカパカに!?

実はそのひとつの話があります。

高校2年生の夏、制服のローファーの靴底がとれてしまい、娘の靴は歩くたびにパカパカと、剥がれていました。
「さすがに、その靴。年頃の女の子が恥ずかしくないの?」と私が聞くと
「う〜ん、先月の予算の時、欲しい服と靴を天秤にかけてみたら、服の方が上でさ。今月も比較したけど、リップの方が必要性が高くて、まあ靴はいいかとなったわけよ」
「そうなん。ならいいねw」

本人が決めた事なのでそのままにしておくと、夫の方の祖父母から、
「美樹さん、あなたは仕事が忙しくて気づいてないかもだけど、あの靴はかわいそうだよ」
と言われてしまいます。嫁の立場上、しかたなくもう一度聞いてみると、相手はさらに上を行く答え。

「いや~、この靴底が外れるって。意外と便利。夏場は、スースーして気持ちいいよ♪」
「ぷぷぷ。なんか困ることないと?」
「あ~、階段上るとき、段差にひっかかるかな。あと雨の日もここから染みるねぇ~w」
「ぷぷぷ。おもろい!!でも、その靴でいいんだ?」
「あたしさぁ~、卒業式の時、校門の前で、<100万円生活!この靴で3年間過ごしちゃいました>って写真を撮ろうと思っている!!これでレジェンド達成さ♪」
と、超楽しそうです。

レジェンド達成まであと数ヵ月、突如起こった事件

おもろい娘やと、私もそのレジェンド達成を一緒に楽しみにしていました。だからその後、何度も祖父母に言われても、
「いいの、いいの~」と気にしない娘と、「本人が決めたので」と気にしない嫁でした。

月日が流れ、やがて3年生になり、春・夏・秋・冬と、卒業式がみえてきた2月。
いよいよ、いよいよ、レジェンドまで、あと少しの2月の朝の事です。

「ぎゃ〜〜〜〜!!」と玄関で大声が響き、その後バタバタ・・・と、剛速球娘が、私のところへ駆け寄ってきました。
「く、くつが〜〜〜〜!?」
「どうしたと?」
「じ、じ、じいちゃんが・・・」
娘の手には革靴があり、きれいにピカピカ光っています。

じいちゃんの気遣い

解説 じいちゃんのココロ(想像です)

私は見るたびにココロを痛めていました。この寒い冬に、年頃のかわいい私の孫がこんなボロボロ靴を履いて。
「靴を買うお金がないなら、お小遣いあげよう」と言っても、「それはいい。ほかのが欲しい」と孫には断られます。ならば嫁に「買ってやって」と言っても、笑って素通り。

「本人が自己管理しているから私も任せているとい」なぞ嫁に言われても、この大学受験のさなかの時期です。大事な孫娘が、足から風邪でもひいたらとハラハラして、もう我慢できず、せめてとしてあげたのでした。

そうなんです。レジェンドなんんて知らないおじいちゃんは、ずっとココロを痛めてて、2月の朝に
ボンドで靴底をくっつけてしまっていたのでした。

あと少しで、レジェンド達成という2月に!?
きっと娘としては、100万円をきちんと計画して使った、その勲章がこの靴で、卒業式をパカパカ迎えたかったのだと思います。

娘のやさしさにホロリ、「いい子に育ってくれた」

あと少しだったのに・・・
表情真っ暗で、がっかりしている娘に、私はおそるおそる聞きました
「あ、あの・・おじいちゃんには、なんて言ったと?」
「そりゃ~さぁ!はじめは絶句したけど。仕方ないし。あ、あ、ありがとうって」

その言葉は本当にうれしかったです。いい子に育ってくれたなあと。
「そうよね。じいちゃんは、孫の為を思ってしいてくれたものね。く~っと思っても、ちゃんとお礼が言えていたのが、大人になったなと思うよ」
その言葉に、娘は私をみて
「そ、そうかな。う、うん・・・。」
「じいちゃんの気持ちを受け止め、ありがとが言える事。欲しいものを比較して努力をしてきた事。がんばった事に変わりはない!母は、そんな娘を見ていて誇らしい。」
その言葉に、ニカ~っと笑って、娘は部屋に消えていきました。

そして翌日、
「あのさ、聞いて!この靴ね、中敷の皮がのびちゃっているのを、じいちゃんが無理にくっつけているから、靴の中で、ボコボコ小さい山脈になっていて、も~、歩くたびに足の裏が痛い。正直、前の方が歩きやすくてよかったぁ。あ!!し~~っ。当然、この事はじいちゃんに言ってないけどね」
これには、二人で爆笑しました。

自分の手でやり切った3年間は娘の自信に

かくして3月の卒業式。
入学式でしか拝見できぬ、伝説の孔子像を拝んだあの日から、3年経った日でした。(この孔子像を見るために、娘の高校は入学式に家族総出でこられるところも)
元パカパカ、例の靴を履き、校門の前で記念撮影!!


娘の通帳は、キレイさっぱり☆
娘の表情も、キレイさっぱり☆

その春、娘は進学で(この成績からの驚愕の奇跡!?ここもまた面白いエピソード満載でのちに書きますが)大学は東京に向かいます。

大学生活をしていくにあたり、高校での100万円生活は、本人の大きな自信となっていったようです。(周りの友達に比べると、我が家は額も厳しかったようですが)お金の使い方のノウハウとして役に立っていったとのこと。親としても、もう高校の時の実績があるので、特に心配することもなく通常の仕送りができました。

この春、社会人になった娘に「この時に、他にも我慢した事はある?」と聞いてみると、「さすがに3年になってからは、もう勉強しないとやばいとおもい、参考書以外はほぼ我慢した。今思うと、わたし偉いなww」とのこと。

「急がず待つ」「思い切って一任」を学んだ母

この経験から私自身が学んだことは、急がず待つ。おもいきって一任する。そうすると、自然と本人の力がつくものだなと学びました。

孔子曰く
速やかならんを欲するなかれ、小利を見るなかれ。
速やかならんを欲すればすなわち達せず、小利を見ればすなわち大事成らず。

~意味~
早く成果を出そうとあせってはいけないし、目先の利益を追ってもいけない。
早く成果を出そうとあせっては物事を誤り、目先の利益を追っていてはついに大事を成すことは無い。

もっとも、この成果というのは、いまではないと思っています。娘が社会人として、やがて家庭を持ち発揮していってこその、大事を成すと言えると思っています。
親となり子育てを通じて学ばせてもら事はありがたいと思います。

実は、またまたこれも続きがある話、これはまた後日書きたいと思います。

高校生が「一人で」通帳を作るには?

ちなみに・・・
高校生が通帳つくるときに持っていくといいもの

●現金 1,000円でOK
●印鑑 スタンプ印は不可
●本人確認書類 (学生証+保険証+公共料金の領収証)

インターネットでも申し込み可能ですが、できれば自分で足を運んで、その仕組みと手続き、ちと面倒くささも知ってほしいですよね。。。

あわせて読む
子どもの携帯代が高いと思う方へ ~私は、100万を高1娘に投げ…

※情報は2014.5.13時点のものです

なまはげみき
※掲載されている情報は、2020年03月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

人気記事ランキング

  1. 1移住希望地ランキングで佐賀県8位!【さが移住サポートデ…
    ファンファン福岡編集部
  2. 2“身体(からだ)も心も整える”博多阪急で「ウェルネスラ…
    ファンファン福岡編集部
  3. 3エコ活動でプレゼントが当たる! エコファミリー応援アプ…
    ファンファン福岡編集部
  4. 4karte.12 傷をきれいに早く治す方法vol.3〜…
    ファンファン福岡編集部
  5. 5食後の眠気は病気のサイン!?糖尿病の初期症状とは?
    ファンファン福岡編集部
  • トップ
  • 【続編】子どもの携帯代が高いと思う方へ~100…