カルパッチョをお洒落に仕上げるためには
1. 食材選び
2. 盛り付け
3. 皿・カトラリー
の3つにポイントがあります。
これから写真付きで細かくレクチャーしていくので、是非参考にしてください。
まず、カルパッチョを作る際に気をつけたいのが食材選びです。
ここでは、3色(赤・黄・緑)の食材を使用することを意識することが大切です。こうすることで彩りが良く、華やかな1品に仕上げることができます。
▼今回使用した食材はこちらです。
赤:サーモン・レッドオニオン
黄:レモン・オリーブオイル
緑:ディル
また、刺身に色がないもの(白身魚など)を使用する場合は、下記のようなトッピングで色味を補うのがお勧めです。
赤:パプリカ・ミニトマト・レッドペッパー・オレンジ・人参 など
黄:パプリカ・ミニトマト・グレープフルーツ など
緑:パセリ・レタス・ベビーリーフ・かいわれ など
カルパッチョを盛り付ける前に、食材の色を確認しバランスを見ながらトッピングしてみてください。
食材が準備できたら、盛り付けに移ります。ここでは動きを意識しましょう。
1. 刺身は端を折り曲げて皿に乗せる
動きを出すために一番重要なのは、刺身の盛り方です。ポイントは端を少し折り曲げた状態で盛ることです。
今回紹介する方法は、少しバラバラと配置をするのがおすすめです。カルパッチョは整列させた盛り付けがメジャーですが、綺麗に盛り付けるのは至難の技です。均一で整頓された並べ方ができればプロ級の仕上がりになりますが、すこしでもズレると汚い印象になってしまいます。真似をする際には、写真のように動きを意識して、思い切りよくバラバラと配置してみてください。
2. レッドオニオンは全体にふんわりと乗せる
次にレッドオニオンを乗せます。この時大切なのは、ふんわりと空気を含ませながら乗せることです。そのためには箸を使って、少量ずつ乗せると良いです。上から押し付けるような動きはしないようにしましょう。
3. レモン、ディルを無造作に飾る
ここで、彩りの良いレモンやディルを乗せます。刺身とレッドオニオンの上に無造作に散らしましょう。1点に集めず、全体に散らすと綺麗です。
4. オリーブオイルを細めに斜めにかける
最後に調味料をかけます。オイルは細めに波を描くようにかけるとお洒落な印象に仕上がります。塩、ブラックペッパーは満遍なく振ると味、見た目ともに良くなります。
盛り付けに動きを出すために、4つの工程・ポイントを意識しましょう!
1. 刺身は端を折り曲げて皿に乗せること
2. レッドオニオンは全体にふんわりと乗せること
3. レモン、ディルを無造作に飾ること
4. オリーブオイルを細めに斜めにかけること
このポイントを抑えれば、動きのあるおしゃれなカルパッチョを作る事ができます。是非試してみてください。
最後に、カルパッチョの盛り付けに使用した皿・カトラリーのポイントを紹介します。
(1)皿:爽やかな寒色の平皿を使用すること
寒色:刺身の色味が映える、さっぱりとした色がおすすめです。
平皿:刺身の盛りやすさから、平皿を使用すると良いです。
(2)ランチョンマット:白色(淡い色)を使用すること
白色:皿やカルパッチョの色が活きる、シンプルなランチョンマットがおすすめです。
(3)カトラリー:シンプルなデザイン、配色のものを使用すること
フォーク:食材や皿で色味を加えた分、フォークは落ち着いたデザインのものを使用するのがおすすめです。こうすることで色味が喧嘩せず、すっきりとした食卓にまとまります。
今回は、カルパッチョを華やかに盛り付けする際のポイントを紹介しました。
食材選びや盛り付け、合わせる皿のちょっとした工夫次第で、ぐっと素敵な印象に仕上がります。
皆さんもぜひ活用ください。