マカロニサラダなども付く、かどや食堂の「かつ定食」(500円)
昭和の空気感がそのまま残る店内
丼物やうどん、そばを提供する食堂として、1920(大正9)年に開業。現在は4代目の浜脇慶太郎さんが、代々の味を守ります。「かつ定食」(写真上)や丼物が人気で、店頭では自家製パンやいなりずしなども販売。ノスタルジックな味わいと雰囲気に、心も和みます。店内での飲食は午後3時まで、料理は売り切れ次第終了なのでお早めに。
「名物は、甘めのダシが効いたかつ丼です」と店主の浜脇慶太郎さん
サンプルが並ぶショーケースもレトロ
美野島商店街の交差点の角に立つ店舗は戦後に建築
かどや食堂
住所:博多区美野島1-12-9
電話:092-451-4653
店主の温かい接客に癒やされます
福岡市地下鉄祇園駅から徒歩約3分の立地
博多デイトス内にあったラーメン店「二葉亭」の姉妹店として、1991年に開業。だしにこだわるうどんや丼、定食、晩酌に最適なつまみなど、多彩な料理がビジネスマンのおなかを満たしています。
卓上に5、6種類並ぶ自家製の漬物は無料でセルフサービス。中でも人気のからし高菜は持ち帰り販売(660円)も。
「唐揚げもおすすめですよ!」と店主の小林ひとみさん
カツオと昆布のうま味が効いた「和風ラーメン」530円
二葉食堂
住所:博多区祇園町2-30
電話:092-272-3288
大名紺屋町通りにあり午前8時半から営業
店内の配置も、ほぼ創業当時のまま
まだ大名という地名がなく「薬院紺屋町」と呼ばれていた1957年に創業。現在は3代目店主の青木秀徳さんが中心となり、店をもり立てます。名物のオムライスや日替わり定食のほか、豆腐、焼き魚、煮物、フライなどの総菜も50種類以上を用意。手作りの味わいはもちろん、1品60円からという安さもうれしい限りです。
ショーケースには総菜がズラリ
「創業時から、安い・うまいがモットーです」と店主の青木秀徳さん
一膳めし 青木堂
住所:中央区大名1-11-28
電話:092-751-0144
ビッグな「そのだ」ののれんが目印
壁一面に張り出された品書きに目移り
大阪発の人気店「台風大飯店」の姉妹店。昭和の大衆食堂をテーマにした空間と、和洋中、エスニックまでそろう豊富な料理が魅力です。午前11時から午後11時までメニューは変わらず、昼に飲むも、夜に定食を食べるもよし。自家製の焼き豚を鉄板で焼く「チャーシューエッグ」やメンチカツ、中華そばも名物です。
「チャーシューエッグ定食」(880円)
「昼も夜も、ふらりと立ち寄って!」と店長の岩沙佑樹さん
大衆食堂スタンドそのだ(親不孝通り店)
住所:中央区舞鶴1-8-36
HP:https://ferestaurant.com
店主・瀬内理恵さん(左)と長尾貴美子さん、姉妹の息の合ったサービスも魅力
港の造船所そばの穴場スポット
近隣の造船所や運送業者など、港町で働く人々の胃袋を支える食堂。ボリューム満点の定食は660円からとリーズナブルで、ご飯は通常サイズでも山盛り。うどん、そば、ラーメンの麺は、1981年の創業時から変わらずに自家製です。店主姉妹の温かい接客と愛情たっぷりのご飯に、パワーをもらえますよ。
唐揚げも付いた具だくさんの「豚汁定」(660円)
「弾力ある自慢の麺を、ぜひ!」と店主の瀬内理恵さん
お食事処(どころ) めん坊
住所:中央区港3-8-19
電話:092-761-3071
中央区役所の裏手。午前11時半から夜までの通し営業でにぎわいます
コの字カウンターが主役の店内
手書きの品書きが張り出された店内は、昭和の酒場さながらの雰囲気。80種類ほどあるおつまみは1品275円からと手頃で、メニューは全てプラス330円で定食(ご飯、みそ汁、漬物付き)にできます。自慢の一品は、タレの染みた豆腐に牛バラ肉の煮込みをのせる「肉豆腐」。お酒もご飯も止まらないおいしさです。
「よくばり魚定食も人気!」とスタッフの坂井憲太さん
ご飯、みそ汁、サラダが付いた「肉豆腐定食」(770円)
食堂 うめぼし
住所:中央区大名2-2-57
電話:092-406-6300
名物は半熟卵の「オムライス」(620円)
30年以上愛される天神の憩いの場
新天町商店街で働く人のために、1988年に開業。一般の人も利用でき、正午ごろには行列ができるほどの人気ぶりです。和洋中30種類を超える料理がそろい、日替わりや季節替わりの限定メニューも見逃せません。壁に飾られた岡本太郎画伯の作品も必見。
入り口のサンプルを見てメニューを選びます。営業は11:00〜15:30(L.O.)
「限定メニューは、早々に売り切れも!」と店長の吉田政彦さん
新天町倶楽部(くらぶ)
住所:中央区天神2-7-1 3階
電話:092-731-4102