おなかがポッコリと出て見えるのは、たまった脂肪と崩れた姿勢が原因です。
それぞれの原因を改善する方法を紹介します!
1.脂肪を燃焼させる
おなかにたまった脂肪を燃焼するには、有酸素運動が必要不可欠です。
有酸素運動とは、ウオーキングやランニングなど、15分以上持続的に行う軽めの運動のことです。
有酸素運動が不足していると、蓄えられた脂肪はなかなか減らず、ポッコリ膨らんだおなかをへこませることもできません。
ヨガやストレッチ、筋トレなどの運動をしているのに、おなかがへこまないという人は、有酸素運動を取り入れてみましょう!
【やってみよう! 有酸素運動】
ウオーキング 15分
軽めの運動とはいっても、普通に歩くだけではあまり効果はありません。なるべく大股で速いペースを保ちましょう。15分以上続けることがポイントです。
2.筋肉量を増やす
体を動かしてエネルギーを使い、姿勢を支えている「筋肉」。運動不足で筋肉量が減ると、消費エネルギー量が減り、同じ食事量でも太りやすくなります。同時に、体を支えることができなくなって、姿勢が悪くなります。
筋力トレーニングをすることで実際に痩せやすくなるのはもちろん、姿勢が良く引き締まった体になるので、実体重よりも痩せて見えます。また、筋トレを控えていると消費エネルギー量が少ないため、ポッコリおなかを解消できない原因になることも。
体を支える重要なおなかの筋肉(腹直筋)の、特に下っ腹に当たる部分を引き締める運動を紹介します!
【やってみよう! 腹筋運動 レッグレイズ】
あおむけに寝て両脚をそろえて伸ばし、かかとを床から少し浮かせます。両手は体の横に伸ばしておきます。
膝を伸ばしたまま両脚を高く上げ、両脚が垂直になるまで動かします。
垂直になったらスタートの姿勢までゆっくりと戻します。かかとを床に付けないよう注意を。
これを5回×3セット繰り返します。
3.体を柔らかくする
ポッコリおなかを引き締めるには、体の柔軟性も重要です。
実は、運動不足だけでなく、運動のし過ぎでも、ケアを怠ると体が硬くなります。それが原因で姿勢が悪くなり、おなかをポッコリさせている場合もあるのです。
よく歩いたり食事に気を付けたりしていても、体が硬くて姿勢が崩れている可能性があります。ストレッチを十分に行うことで、姿勢が改善されてスタイルが良く見えるようになります。
準備運動や運動後にしっかり柔軟運動を取り入れましょう。
【やってみよう! 柔軟運動】
1.立った姿勢で、頭の後ろに両手を組んで、おなかをのぞき込むように上体を前屈させます。背中からお尻、太ももの後ろが伸びます。
2.立った姿勢で、片足を軽く前に出し、爪先を上げます。膝を曲げないように気を付けながら、上体を前屈させ、爪先にタッチします。反対側も同じように伸ばします。太ももの後ろからふくらはぎが伸びます。
3.立った姿勢で、片足のつま先を持ち、かかとをお尻に付けるように膝を曲げます。腰を反らさないように気を付けて、反対側も同じように伸ばします。太ももの前が伸びます。
1~3を順番に5回×3セットやってみましょう。
ポッコリおなかを引き締めるためには、「体を鍛えるだけ」「食事を抜くだけ」「ストレッチをするだけ」など偏った方法はおすすめできません。
こうした方法は、ストレスがたまりがちで、続けることができなかったり、成功してもすぐにリバウンドしてしてしまいます。
全てを完璧にやる必要はありません。曜日ごとに違う運動を取り入れたり、回数や時間を減らしたりしてもいいので、生活に上手に取り入れて続けることが重要です。
ダイエットを体重だけで評価すると、筋肉を付けることで体重が減少しにくくなり、モチベーションが低下することがあるので、ウエストや体脂肪率も測定してみてください。
どこかに成果が出ていると、モチベーションを維持しやすくなりますよ。
(ファンファン福岡公式ライター/si-bel)