【Roomcamp】ミュージック&カルチャーのライブ配信で生まれる、新たな価値とは?

福岡市公式インスタグラム連動企画「#fukuoka_people」の第三弾。福岡で魅力的な活動をしている様々な方にフォーカスを当て、プロジェクトの内容はもちろん、活動の裏側や熱い思いを伺います。第三回目は、今泉でミュージックスタンドカフェ&バー「como es(コモエス)」を運営する西田陽介さんが登場! 西田さんはオンラインのプラットフォームを用いてライブ配信を精力的に行い、さまざまなアーティストを招いて音楽やアートなどのストリートカルチャーを発信しています。
この記事の目次

福岡のクラブシーンを支えてきた西田さんがつくる、今泉のカルチャースポット。

西田陽介

福岡市生まれ。90年代始めよりDJを開始し今年でDJ歴27年。ミュージックスタンドカフェ&バーを営む西田陽介さんは、長きにわたり福岡を代表するクラブハウスや老舗レコードショップに携わり、ラジオパーソナリティーとしても活躍してきた人。20代はどっぷり音楽業界に身を置き、30代では50カ国以上を旅するバックパッカーも経験。各国の音楽やストリートカルチャーに触れ、特にスペイン語圏の南米大陸の文化に惚れ込んで「como es(コモエス)」という言葉に出会いました。意味は「そのまま、ありのまま、自然体」。この言葉がとても気に入り、2018年の独立の際に店名として採用したそうです。

西田:「今まで自分が経験してきたいろんなモノゴトを織り交ぜて、この店で表現できればいいなと思いました。音楽をはじめ、旅、食、アート、ヨガなどを楽しめる場所です。出会った人や信頼できる仲間と一緒に何か“いいもの”をつくっていきたいと考えています」

コロナショックを変革期としてポジティブに捉え、新たなオンライン展開に挑戦!

como es

これまでも「como es」では、音楽を中心にさまざまなジャンルのイベントを開催してきました。例えば、映画の上映イベント。3月頃までは毎週開催していましたが、緊急事態宣言後にZOOMを使ったオンライン上映に切り替え、現在はソーシャルディスタンスを保ちながら店舗開催し、同時にZOOMでも上映しています。オン&オフラインの両方の環境で楽しめるアプローチが新しい!

西田:「ユーザーにとってもオンラインイベントが身近なコンテンツになっていますよね。コロナ禍でたくさんのアーティストが表現の場を失っている状況があり、少しでも『como es』が架け橋となってサポートできたらと。そんな想いから音楽や映画、アートなど多ジャンルのライブ配信を行っています!」

噂のライブ配信「Roomcamp(ルームキャンプ)」って、どんなプロジェクト?

西田陽介

「como es」の新たなコンテンツ配信の中核を担うのが、「Roomcamp(ルームキャンプ)」。このプロジェクトを立ち上げた経緯と、企画コンセプトを西田さんに尋ねてみました。

西田:「コロナ禍の最中に『自分にできることは何か』を考えた際、これまで『como es』に携わってくれた人たちと一緒に何かいいものをつくり上げたいと思いました。そこで縁のあるアーティスト一人ひとりに声をかけて、オリジナルのコンピレーションアルバムの制作を持ちかけたところ、数々のアーティストから楽曲提供をいただき、アルバム『Light from within” -内面からの光- 』の発売が実現しました」

このとき西田さんは、各アーティストに同アルバムの収録曲を生演奏してもらい、それをライブ配信できないかと考えていたそう!

西田:「さすがに一人で進めるのは難しいと思い、長年付き合いのあるクリエイティブディレクター&選曲家・コニローさんをはじめ、カメラマン(Studio PEN) 末棟さん、装飾家のリシェさん、音響の上戸優希さんを呼んで、ライブ配信に関する話し合いを何度も重ねました。そこで出た答えが、部屋の中でもキャンプを感じられる『Roomcamp』というキーワード。アーティスト自身がリラックスした状態で音を奏で、楽曲に込めた想いや今の心境なども語りつつ、オンライン上で大勢の観客と“今”という時間を過ごす。視聴者は自宅にいながらも、外の空気を感じられる心地いい気分に浸れます。これが『Roomcamp』のコンセプトであり醍醐味!」

画面越しにライブ感や作品の温度が伝わる場。9月に第三回目の配信も決定!

como es

西田さん率いるプロジェクトメンバーは、「Roomcamp」を立ち上げるにあたり、福岡市の「文化・エンターテインメント活動支援金」制度を活用して、無観客ライブの撮影機材や映像配信の設備環境を整えました。そして「como es」の2階にテントやハンモック、枝もののグリーン、ドライフラワー、キャンドルなどの装飾を施して、キャンプらしい雰囲気を演出しました。

こうして6月に「Roomcamp #01」、7月に「Roomcamp #02」を開催。それぞれ注目のアーティストによる無観客ライブを行い、その様子をYouTube、MUSER、TwitCastingの3つのチャンネルで同時配信! 現在は、「como es」のYouTubeチャンネルにアーカイブ動画が公開されています。長期化するおうち時間に加え、多くの音楽フェスが中止になったため、「Roomcamp」を観て体を揺らしたり、心を解きほぐしたり、音楽の心地よさに浸れる環境が多くの人の関心を引き寄せました。

西田:「利益ありきで戦略的に取り組むのではなく、その時々のフィーリングやタイミングにぴったり合う直感的な行動が自然の流れで生まれ、盛り上がり、多方面に広がっていくことが僕の理想ですね。次回#03は、9月24日(木)に開催予定です。詳細はインスタグラムやホームページで随時発表していきますが、少しだけ予告すると、参加アーティストによるアートと音楽の融合になりそうです。どうぞお楽しみに!

出演者も視聴者も、「Roomcamp」を通してプラスの働きが拡散している。

西田陽介

「今後はさらにライブ配信に付加価値を与え、地元のアーティストやクリエイターの支援に繋げていきたい」と語る西田さん。ブラッシュアップしながら収益化も図っていきたいそうです。

西田:「コロナの影響で日々状況やルールが変わるように、僕らも柔軟にテーマを掲げていこうと思っています。ただその中でも、人に笑顔をもたらす作品を、アーティストの方々と一緒につくっていきたい気持ちは揺るぎませんね。『Roomcamp』を続けていくことで、その先に新しい価値や可能性が広がっていると信じています」

その言葉の通り、「Roomcamp」の出演をきっかけに、若手アーティストが某有名ライブに参加するなど嬉しい報告が続々…! また、視聴していた他県のアーティストからライブ配信出演のラブコールが届き、さらには10月に開催されるテクノロジーとエンターテインメントの祭典「The Creators(ザ・クリエイターズ)」への動画配信も決定。「Roomcamp」によってさまざまな繋がりができ、実を結んでいます。

「Roomcamp」の根源は、“誰かのために何かをしたい”というシンプルな想い。音楽、アート、ストリートカルチャーを絡めた配信が、今の時代に新たな意味と価値を与え、オンラインを超えたリアルな繋がりへと派生しています。もちろん、純粋に音楽やアートを楽しむために視聴するのもおすすめです! アーティストの作品やメッセージ性に触れることで、心が癒されたり、眠っていたインスピレーションが湧き上がったりするかも!? そんな期待も込めて、9月24日(木)配信の「Roomcamp #03」をお見逃しなく!

※掲載されている情報は、2020年08月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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