コロナ期の里帰り出産、夫がわが子を抱くため実費でPCR検査

 今年の2月末に出産しました。すでに新型コロナウイルスの感染が広がり始めた頃で、産婦人科は厳戒態勢。出産の立ち会いは、旦那とわが子のみ。親族の立ち会いや面会は禁止でした。そして7月、東京都内に住む友人が里帰り出産をしたのですが、もっと大変だったようです。友人の話を紹介します。
この記事の目次

都内の妊婦の里帰り出産には、2週間の隔離生活が必須?!

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 今年の春、第1子を妊娠中だった友人は、住んでいる東京都内で出産するか、地方の実家に戻って里帰り出産をするかで悩んでいました。旦那さんは忙しく、男性の育児休暇が取りにくい職場。そこで、実母にサポートしてもらえる里帰り出産をすることにしたのです。

 ところが、いざ地元の産婦人科病院に連絡すると、「新型コロナウイルスの感染者が多い都内からの妊婦の受け入れは、リスクが高いので断っている」と言われてしまったそうです。3軒目にようやく受け入れてくれる病院が見つかりました。

 万が一の場合を考え、病院から提示された条件は、「帰省したら、まず2週間ウイークリーマンションで隔離生活を送り、それから実家に戻って病院へ通うこと」という内容でした。

 7月になり、恐る恐る新幹線で帰省すると、車内はガラガラ。他人同士が隣り合わないように配慮されていたので、友人はホッと一息。そして地元に到着すると、駅まで親に迎えに来てもらい、実家から車で1時間ほどのウイークリーマンションへと移動したのです。

 隔離生活は不自由だったそうですが、親が食事を毎日運んでくれたり、話し相手になってくれたりしたので、気が紛れたといいます。2週間後に実家へ戻れた時には、心底安心。ところが、意外な落とし穴があったのです。

夫も隔離生活をしないとわが子を抱けない?! そして、決断!

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 それは病院には、東京で働く旦那さんはもちろん、地元に住んでいる親ですら来てはいけないということでした。出産の立ち会いも、産後のお見舞いや着替えの受け渡しも禁止されていました。友人は初産だったので、旦那さんか実母に立ち会ってほしかったそうですが、仕方がありません。

 さらにショックなことに、先生から「旦那さんも、地元のウイークリーマンションで2週間隔離生活を送ってからでないと、赤ちゃんを抱くことはできません」と言われたのです。
 
 旦那さんは仕事柄、2週間も休めません。考え抜いた末、無症状の人を対象としたPCR検査と、過去に新型コロナウイルスに感染したかが分かる抗体検査を受けることにしたのです。いずれの検査も保険適用外なので、PCR検査は診断書込みで4万円弱、抗体検査は1万円ほど実費でかかります。

 「PCR検査は、インフルエンザの検査よりも何倍も痛い!」といううわさを聞いて、びびっていたという旦那さん。実際にはPCR検査は唾液を、抗体検査は血液を採取するだけで、想像よりずっと楽だったそうです。検査の結果、晴れて陰性だった旦那さんは、友人と赤ちゃんが退院するのを今か今かと待ち、退院当日に赤ちゃんを抱くことができました。

 今、実家で育児中の友人が悩んでいるのは、都内の自宅に戻るタイミングです。友人は「早く旦那と子どもと3人で生活したいけれど、赤ちゃんを連れて新幹線に乗るのが不安なの。いつ帰ればいいのかな」と、ため息をもらしていました。

 早く妊婦さんたちが、安心して出産、子育てができるようになってほしいものです。

(ファンファン福岡公式ライター/tsukuko)

※掲載されている情報は、2020年10月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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