2004年、福岡市中央区大名に創業した博多一幸舎は、2020年8月現在、国内17店舗、海外ではアメリカ、タイ、オーストラリア、ブラジル等9か国で46店舗を展開しています。
店名は、ひとつでも多くの幸せを関係者全員に与えられる空間を作りたい、という経営理念から名付けられ、創業から今に至るまで、博多と博多ラーメンにこだわって営業されていて、現在は博多を世界にを合言葉に、世界展開を続けていらっしゃいます。
正に博多を代表する豚骨ラーメン店の一角です。
2008年から現在の博多駅前3丁目の総本店を本店とし、更に2018年7月に世界の「総本店」としてリニューアルされた後、2020年8月1日に、ラーメンだけでなく細部までリニューアルし、世界の旗艦店となりました。
以前より『博多を世界に』を合言葉に、本場博多の豚骨ラーメンを空間と共に楽しめる店作りをされていましたが、今回のリニューアルでは更に『世界に博多ラーメンの文化を伝承する』というコンセプトを掲げ、味はもちろん、雰囲気や接客もすべて博多流の最上級をめざし、外観も内観も和風かつ博多の活気ある街をイメージして、博多の伝統である献上柄や山笠をモチーフにした作り、そしてラーメンや餃子、やきめしなどメニュー全てをよりブラッシュアップさせて、博多ラーメンと博多の文化を楽しめるお店となっています。
ガーソー店舗外観
総本店の看板と元祖泡系の看板が目を引きます。
ガーソー博多一幸舎全店の中でここだけラーメン、餃子、やきめしに関して、更にこだわった作り方、ブラッシュアップされた味となっていて、それだけでもわざわざ来る価値がありますが、ラーメンの値段も総本店のみ創業時の価格帯となっていて、こだわっていて美味しいのに総本店だけ値段は安くなっています。
ガーソー写真付きで表示されるタッチパネル式券売機にて食券を購入します。
ガーソー店内はカウンター席とテーブル席があります。
写真はカウンター席。
さすが総本店と思いますが、全店でここだけ、席に着いたらおしぼりが出てきます。
これは嬉しいですね!
ガーソーカウンター席には各席に冷水器のレバーが設置されていて、お冷に関しては自分で好きな時に好きなだけ注げるようになっています。
ガーソー訪問時の食券。
焼めしランチ(ラーメン+焼めし小)に半熟味玉子をトッピングしました。
ラーメンのスープ、麺、タレ、チャーシュー、味玉だけでなく、丼やレンゲなど全てをリニューアルされています。
ガーソー器から総本店限定で作り上げるというこだわりぶり。
博多献上柄をモチーフにした金色のラインが付いた白色の丼や皿で、厄除けの意味もあるそうです。
更にレンゲは博多の五色献上をイメージした青・紫・赤・紺・黄の五色があり、どのレンゲが来るのかという楽しみまであります。
ガーソーさすが元祖泡系、表面にはたくさんの脂泡が浮いています。
ガーソー特注の3つの羽釜を使った熟成追い炊き製法はそのままに、更にスープの炊き方を改良し、よりきめ細やかでクリーミーな味わいながら、旨味や骨の味を感じられるスープに仕上がっています。
そこに、リニューアルされたタレがビシッと効いてて、もう一口目から手が止まらなくなります。
ラーメンのタレはヤマタカ醤油の再仕込み醤油に複数の魚介出汁を加えてあり、スープと同じく今までと方向性は同じながらワンランク上の味わいです。
ガーソー製麺屋慶史謹製の細平打ち麺は、敢えて加水率を上げてモッチリ感を出し、しなやかでコシがありつつ、パツンとした食感もある麺。
なんと総本店限定の小麦粉ブレンドを使用し、今までの麺の3倍の時間をかけて作られているそうです。
ガーソー全店舗中、こちらだけ低温調理のレアチャーシューを使用されていて、薄切りの柔らかな食感としっかりした、でもラーメンを邪魔しない一体感のある味わいが素晴らしいです。
ガーソー博多一幸舎の味玉は以前から美味しかったんですが、更に総本店のみ作り方総本店オリジナルのタレを使用して仕上げてあります。
ガーソーヤワにすることで、より芯に火が通り、コシと引きが強くなります。
個人的にはここの麺は普通かヤワが好みでした。
ガーソー元々博多一幸舎のチャーハンは仕上げに豚骨スープを使用することで、しっとりパラリとしつつ旨味と風味がしっかりして美味しい逸品なんですが、総本店ではタレを替え、総本店のチャーシューを使用し、ネギを後乗せにすることで、更にワンランク上の美味しさに至ってました。
ガーソーレンゲにも博多献上のラインと一幸舎の文字が入っています。
ガーソーパラパラではなく、しっとり感がややありつつパラリとした、しとパラの焼きめしです。
ガーソーあまりに美味しくて、替玉1回してスープまで飲んでしまって終了。
もちろん好みはそれぞれでしょうけど、しっかり濃度はありつつも脂感は控えめで食べやすく、スープも麺もチャーシューも高いレベルでバランスよく仕上がっている総本店、流石でした。
毎朝手包みされているというリニューアルされた餃子も、次回はぜひ食べてみたいと思います。
博多一幸舎グループ全店で、9月16日~10月15日の期間開催中の「秋の大感謝祭」にも参加して来ましたので、そちらもご紹介しておきます。
お店のよって内容が違うんですが、各店お得な還元イベントを期間中されています。
替玉チャレンジ
※替玉1回分の料金で替玉何玉でも食べ放題
<福岡県内>総本店/博多デイトス店/西中洲店/中洲店/福岡空港南店
<福岡県外>ららぽーと立川立飛店(東京都)/京都拉麺小路店(京都府)/エキマルシェ大阪店(大阪府)
倍餃子
※餃子が値段そのままで量が倍で提供されます。
<福岡県内>博多一番街店/福岡空港国内ターミナル店/マークイズ福岡ももち店
<福岡県外>さんすて岡山店(岡山県)/イーアス沖縄豊崎店(沖縄県)
餃子チャレンジ
※餃子定食を注文すると、1人前(5個)~5人前(25個)まで餃子の量を選べます。
大阪福島店(大阪府)
ハッピーアワー
毎日15時~19時の間にラーメンかサイドメニューを注文した方に限り、生ビール・グラスビール・ハイボール・レモンサワーが1杯各150円で販売。
<福岡県内>総本店/博多デイトス店/博多一番街店/西中洲店/福岡空港国内ターミナル店
<福岡県外>エキマルシェ大阪店(大阪府)/大阪福島店(大阪府)/さんすて岡山店(岡山県)/那覇国際通り店(沖縄県)
この中で駐車場がある郊外型のお店、空港南店に伺って替玉チャレンジに挑戦しました。
ガーソー最初に券売機で替玉1回150円の食券を購入して、替玉チャレンジに挑戦しますと言って渡すと、替玉チャレンジに挑戦できます。
ガーソー後は製麺屋慶史謹製の細平打ち麺をいくらでも替玉出来ちゃいます。
私は期間限定のつけ麺やチャーハン、餃子、唐揚げなどサイドメニューも一緒に頼んでしまったので替玉は2回しかしませんでしたが、それでも充分お得ですし、かなりの方が3回~5回程度替玉されていて、正にお客様還元イベントって感じでしたね~。
博多一幸舎総本店はリニューアルされたことにより、海外店も含めた全店舗の頂点として位置付けられ、わざわざ通う価値があるお店となっていました。
その上で全店で秋の大感謝祭も開催中ということで、この機会にぜひ総本店、難しければ通える範囲内での博多一幸舎各店にて、秋の大感謝祭を楽しまれたら良いかと思います。