「九州国立博物館」魅惑のなんだ!? コレクション <後編>

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)の館蔵品には、知られざる名品がいっぱい! 見た目のインパクトで目を引く「何だこれ!?」という作品をピックアップして紹介します。※現在4階展示室に展示されている文化財の紹介ではありません。
この記事の目次
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗・施設で営業時間の変更・休業、並びに一部イベントが延期・中止になっている場合があります。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて不要不急のおでかけはお控えください。おでかけを楽しめる時の参考となりますように、少しでも安らぎとなりますように、引き続き皆様にお楽しみいただけるコンテンツをお届けしてまいります。

冠帽 <年代:朝鮮・三国時代 6世紀>

九州国立博物館

韓国・大邱の首長墓から出土したらしい

左右に広がるのは鳥の羽根?

 冠帽(かんぼう)は、金銅(こんどう)製のこの「前立飾(まえだちかざり)」は見た目のとおり鳥の双翼(そうよく)。偉い人が、織物の帽子にこの前立を刺(さ)して使用した跡が残っています。頭に金色の鳥を飾るなんてまさに権力者! しかも、金線を撚(よ)って全体につけた歩揺(ほよう)という飾りが揺れてゴージャス!

輪宝 <年代:鎌倉時代 13世紀>

九州国立博物館

細部をよく見てみると…剣?

見た目は車輪!?

 輪宝(りんぼう)は、蓮(はす)の花の形をした中心部から剣状の鋭い刃が放射状に伸びた金色に輝く仏具(ぶつぐ)。もとは古代インドで敵に投げつける武器だったものが、のちに仏教に取り入れられ、説法(せっぽう)をするお釈迦さまの象徴や煩悩(ぼんのう)を打ち破るシンボルとなりました。

針聞書 <年代:室町時代 16世紀 / 作者:茨木ニ介元行筆>

九州国立博物館

体の不調を治すノウハウがここに…!?

キモかわいい? 裸のおじさんに寄生虫

 針聞書(はりききがき)は、日本で鍼灸が発展したことを示す貴重な東洋医学資料ですが、 描かれている人のポーズや表情がなんともシュールでたまらない! 「針聞書」といえば「はらのむし」を思い浮かべるかもしれませんが、実はこうした人体図や解剖図も収録されています。

重要文化財 花鳥蒔絵螺鈿聖龕 <年代:安土桃山〜江戸時代 16〜17世紀>

九州国立博物館

中はこうなっています

洋服ダンス? いえいえ、扉を開けば…

 花鳥蒔絵螺鈿聖龕(かちょうまきえらでんせいがん)は、キリスト教の壁画を収める漆器。蒔絵や螺鈿など日本の技術を駆使して作られ、西欧へ輸出されました。豪華な見た目にうっとりしてしまいます。南蛮漆芸の中でも最上等というのにも納得。南蛮貿易がもたらした、和洋折衷の名品というわけですね。

九州国立博物館

住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2
電話:050-5542-8600(NTTハローダイヤル)

あわせて読む
「九州国立博物館」魅惑のなんだ!? コレクション <前編>
※掲載されている情報は、2020年07月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

人気記事ランキング

  1. 1「島留学」って何? 唐津の島の学校に留学してみませんか
    ファンファン福岡編集部
  2. 2祖母が語った不思議な話・その壱「神社」
    チョコ太郎
  3. 3祖母が語った不思議な話・その漆(しち)「シロ」
    チョコ太郎
  4. 4なかなか気づきにくい 妊娠が成立する時期と受診のタイミ…
    ファンファン福岡編集部
  5. 5祖母が語った不思議な話・その弐「鼠の目」
    チョコ太郎