こんな時こそオコモリ読書

 外出自粛を余儀なくされている人も多いと思います。こんな時こそ、本を読んでみませんか? 違った世界がかいま見えるかもしれません。
この記事の目次
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗・施設で営業時間の変更・休業、並びに一部イベントが延期・中止になっている場合があります。また、外出自粛要請の出ているエリアにおいて不要不急のおでかけはお控えください。おでかけを楽しめる時の参考となりますように、少しでも安らぎとなりますように、引き続き皆様にお楽しみいただけるコンテンツをお届けしてまいります。

「死にたいけどトッポッキは食べたい」【光文社】

ペク・セヒ/著、山口ミル/訳

 K-文学やK-BOOKと呼ばれる韓国文学は共感を軸にしたものが多い気がします。本書は「気分変調症」などに悩む出版社勤務の若い女性が、精神科医との対話を通して自分を見つめなおしていく記録をつづった本。多くの人が思い当たるような悩みがテーマです。もし生きづらさを抱えているのならぜひ読んでほしい! 巻末の付録散文集の中の「修飾語のない人生」を立ち読みして共感したら、迷わず買って帰るべき、想像より深い一冊です。

「食・農・環境とSDGs」【農文協】

古沢広祐/著

 SDGsという言葉を最近よく耳にするようになりました。大ざっぱに地球環境を守るための取り組みと考えている人もいるようですが、それだけではありません。格差や男女平等、教育、雇用といった多岐に渡る問題を国際協調で解決することを目指しています。日本も、貧困や過労死など関連する問題をいろいろ抱え、また国際社会と協力していくためにも無関心ではいられません。この本はそのあたりをしっかり解説してくれています。

「十字架のカルテ」【小学館】

知念実希人/著

 犯罪者たちの精神鑑定を行う精神科医コンビを描いた医療ミステリー。事件を調べ尽くし、犯人の異常な心理に深く迫るという意味では、まさに日本版「クリミナル・マインド」です。一筋縄ではいかない犯人との頭脳戦、そして二転三転するドラマにひきこまれていくうちに気付くでしょう。精神疾患に苦しむ人への無知や偏見があまりにも多いこと、そして自分や身内がある日突然、当事者になるかもしれないことに。

「危ない日本史」【講談社】

本郷和人/著

 武田信玄から坂本龍馬まで、日本史のヒーローたちの意外な一面を知ることができる一冊です。著者は歴史学者。でも堅苦しさはありません。「信長、秀吉のこと『ハゲネズミ』って。ひどすぎる」「龍馬、カス野郎だな!」と突っ込みながら楽しく読めちゃいます。ただし、イケメン武将こと石田三成ファンは読まないほうが良いかも。遺骨から複願した写真が載っているから。そして、そのお顔が「フツーのオジサン顔」だから…。

「脊柱管狭窄症は自分で治せる!」【学研プラス】

酒井慎太郎/著

 足腰の痛みやしびれと決別したいと願っている人、脊柱管狭窄症が「手術しなければ治らない腰痛」だと思っている人は、この本に載っているストレッチを試してみてください。自分の腰痛のタイプを知り、正しくセルフケアするだけで痛みから解放されるという方法が紹介されています。ストレッチのやり方はとても簡単。また、痛い関節をかばって動かないのはマイナス、といった日常生活に関する知恵も紹介されています。

「疫病と世界史(上・下)」【中央公論新社】

ウィリアム・H・マクニール/著、佐々木昭夫/訳

 2020年4月、新型コロナウィルスがパンデミックを引き起こしています。地域によって多少の濃淡があるものの、ウィルスはほぼ地球上に蔓延(まんえん)して対数的な勢いで感染者が増加し、それに伴って死にいたる人数も増えています。いま私たちは感染症によって歴史が作られる、その現場にいるのかもしれません。歴史がどう動き、このパンデミック後にどのように社会が変化するのか、この本から学べることがたくさんありそうです。

「森沢カフェ」【潮出版社】

森沢明夫/著

 読めば笑顔になれること間違いなしのエッセー集。カフェでくつろぎながら読むのにおすすめです。作者の優しさはもちろん、自分にはなかった視点や価値観に気付くことができます。そしてそのどれもが自分にもできること、なのです。毎日を幸せにご機嫌に過ごすために真似したいことがたくさんありました。詩人になったつもりで、日々の暮らしを丁寧に味わおうと思います。

「感謝離 ずっと一緒に」【双葉社】

河崎啓一/著

 著者が名付けた「感謝離」とは、愛した人の遺品ひとつひとつを、思い出を振り返り感謝をしながら手放すことです。著者はそのことで、より亡くなった妻への愛情を感じ、天国での再会へと前向きな一歩を踏み出せるようになったそう。新聞に掲載された感動のエッセーから生まれた本書には、理想的な夫婦の姿があります。愛する人を失った人だけでなく、これから結婚する人にもぜひ手に取ってほしい、優しい気持ちがあふれる一冊です。

「ぬり絵で季節の絵手紙」【青春出版社】

野村重存/著

 昔は絵を描くのが好きだったのに、最近は遠ざかっているという人も多いはず。この本は、12色の水彩絵具もしくは色鉛筆を使って、ぬり絵感覚で絵手紙を楽しめるようになっています。手軽に始められる一方で、作例には向上心を刺激されます。たとえば、「風鈴」のガラスの部分の透明感やその曲面に描かれた金魚、風に揺れる様子など、ぜひチャレンジしてみてください。

 みなさんのお気に召す一冊はありましたか?
 来月も至極の本を紹介しますので、お楽しみに!

※掲載されている情報は、2020年04月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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