ドクターストップでも休めない?! 恐怖の子ども会パトロール

 私が住んでいる地域はPTAの活動がかなり活発です。次男を妊娠中、切迫早産でドクターストップが出たのですが、それでも子ども会のパトロールを強要されて…。
この記事の目次

子ども会のパトロールは、仕事より大事?

写真AC

 長男が小学校生活を送った地域はPTAの活動がかなり活発で、学校行事への保護者の関わりも強い場所でした。

 当時私たちが住んでいたマンションでは、防犯上の理由から、月に1回以上子ども会の父兄にパトロール当番がありました。
 
 パトロールの内容は、小学生の下校時間に、当番の親が学校からマンションまで一緒に歩いて子どもたちの見守りをするというもの。学年によって下校時間が違うと、一人で何往復もしなくてはなりません。働いている親も負担を求められ、有給を取る人までいました。

 長男が小学1年生の時、私は次男を妊娠しました。私は人一倍つわりが重く、病院で妊娠悪阻と診断を受けたほど。最終的には次男を出産するまでつわりが続きました。

 それでも私は何とかパトロールをしていました。

 ところが妊娠半年を過ぎた頃、医師から切迫早産の恐れがあるので、自宅で絶対安静と告げられたのです。長男の時にも切迫早産の危険から、大学病院で数か月寝たきりで過ごしていた私は、細心の注意を払っていたつもりでした。今回もこれ以上胎児が下がってくるようなら、大学病院に入院と言われ、お腹の張り止めを処方されて自宅で安静を心がける生活となりました。

 そんな時です。
 「パトロールの予定表を作成するので都合の良い日を知らせてください」という子ども会からのお知らせが届いたのは…。

 当然パトロールなど出来る状態ではなかったので、事情を書いて紙を提出しました。子どもが無事生まれて、自分が動けるようになったらその分当番を増やしてもらうつもりでした。

 ところが…。

切迫早産の恐れありでも、パトロール?

写真AC

 数日後、子ども会の副会長をしている女性から電話がかかってきました。
 「パトロールの当番に入って欲しいんですが…。」

 私はてっきり、当番に入れない理由を書いた紙を見ていないものとばかり思い、もう一度彼女に説明しました。すると、
 「そんなに大げさに考えなくても大丈夫ですよ。皆やっているんだから!」との答え。

 大げさとかそういう事ではなく、お腹の赤ん坊の命がかかっているという事が、どうしても伝わりません。断っても、断っても、電話で説得され続け、その間にもお腹はどんどん張ってきます。にこやかな口調が、逆に何だか不気味でした。

 結局そんなやり取りが30分以上続きました。いくら説得されても、赤ん坊の命を犠牲にしてまで引き受けることは出来ません。何とか電話は切れましたが、怖いほどのしつこさでした。

 数か月後、何とか無事に次男を出産した私は、まだ首も座らない次男をベビーカーに乗せ、パトロールに出ました。しっかり当番表に名前が載っていたからです。

 実際には、赤ん坊のいる家庭は除外する慣例があったことを後に知りました。私が無理に強要されたのは、夫の職業が妬まれ、私がボスママから目の敵にされていたからだと…。そういう親同士のいじめの手段に、PTA活動が利用されてしまう現実もあるのです。

 それでも息子がいじめの対象にならないよう、何とか黙って耐えました。けれど家庭の都合や体調で、どうしても出来ない事情のある人もいるはずですし、仕事を休める人ばかりではないでしょう。

 PTA活動が、過度に親の負担にならないような環境になればいいのにと、今でも思い起こします。

(ファンファン福岡公式ライター/Kitakitune)

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