大分県をのんびり楽しむ! 宇佐市、九重町周辺を巡ってきた

 福岡市・JR博多駅前から車で2時間弱。大分県宇佐市や九重町周辺はゆったりと遊ぶのに適している場所がたくさんあります。おいしい「おおいた和牛」を堪能し、美しい自然を満喫する小旅行へ11月下旬に行ってきました。
この記事の目次

鳥居橋

 最初に訪れたのは県指定有形文化財に指定されている「鳥居橋」(宇佐市院内町)。院内町には江戸時代の終わりから昭和の初めにかけて造られた75基もの石橋がありますが、中でも深い谷に点在する集落をつなぐこの5連アーチの橋は、優美な橋脚やそのたたずまいから「石橋の貴婦人」とも呼ばれ、多くの人が見学に訪れます。1916年7月に完成し、大洪水などにも耐え建設当時の姿のままとか。橋を造った名棟梁・松田新之助(1867-1947)らの技術の高さがうかがえます。

 今回は日中の訪問だったので見ることはできなかったのですが、日没後から午後10時まで橋がライトアップされ、また違った姿を見せてくれるそうです。

住所:大分県宇佐市院内町香下

浦田牧場

 畜産農家の浦田牧場(宇佐市院内町)は「おおいた和牛」を飼育する農家。「おおいた和牛」とは2018年に発表された新しい県産牛で、品質の高い「おおいた豊後牛」の中でも肉質が4等級以上の肉牛を指します。「ビール粕(かす)」か「飼料米」のエサで育てるのが条件の一つに挙げられていて、これは飼料に含まれる乳酸菌で腸内環境を整え、エサをたくさん食べられるようにするためだとか。

 また、ビール酵母が肉質をやわらかく仕上げ、食べた時に甘味を出すそうです。浦田牧場では食べて脂っこさを感じない肉質作りを目指しているといいます。

「絶対的な自信を持って、牛を提供しています」と牧場主の浦田忠治さん

 浦田牧場は広さが約1ha、現在、約700頭を飼育し、繁殖や肥育(販売)を手掛けています。

 出荷される肉牛はすべて「おおいた和牛」の基準をクリアした質の高い牛で、約7割が福岡県へ出荷され、久留米市の肉専門店などで食べることができます。

基準をクリアした農場の印

 「とにかく牛がストレスを感じないような環境づくりに努めています」と、2代目牧場主で代表取締役の浦田忠治さん。

 床に敷いてあるのこくずは、2~3週間ほどで入れ替え、常にふかふかの状態を保っているそうです。

 「糞(ふん)などから出るアンモニア臭で、肉が黒くなってしまうようなデリケートな牛なので、環境に一番気を遣います」と浦田さん。この日のように見学者が牛舎に立ち入ることはストレスにならないのかを尋ねると「それは問題ないみたいですね。よく見学を受け入れていますが、品評会で1位が取れているので」と笑います。

スマートフォンなどを駆使して人にも負担をかけない経営をしているそうです

 牧場では監視カメラを設置し、スマートフォンと連動させるなど新しい試みをどんどん取り入れ、「人にも牛にも負担がかからないように」しているそうです。
 個人の見学も受け付けています(要予約)。面白い話がたくさん聞けるので訪れてみては。

住所:大分県宇佐市院内町副859-1
電話:0978-42-5166

「宇佐のマチュピチュ」

 南米ペルーの世界遺産「マチュピチュ」に似た景観が宇佐市にあると、ひそかな人気を呼んでいるそうです。

 宇佐市院内西椎屋(しいや)地区にあるという“宇佐のマチュピチュ”は、高さ約200mの円すい形の山「秋葉様」が、マチュピチュの「ワイナピチュ」に似ていることから名付けられ、一番“それらしく”見えるスポットが同県玖珠町との山あい、国道387号線沿いの高台にあります。高さ2.6mの展望所から見渡すと、棚田の石垣や家屋の連なりが空中都市に見えないことも…ない?

 霧が深い日に訪れたこともあり少し見にくかったのが残念ですが、「普段はもうすこしマチュピチュのように見えるんですよ」と居合わせた地域の人は話していました。

 県外から写真を撮りに訪れる人も多いとか。展望スポットでのんびりしていると外国人観光客の皆さんもカメラにマチュピチュを収めていました。

住所:大分県宇佐市院内町西椎屋地区

町田バーネット牧場

 ランチに訪れたのは「おおいた和牛」を堪能できる町田バーネット牧場(同県九重町)。大分県畜産公社直営のレストランで、「特選4種盛りセット」(1人前200g、税込み3,500円)をいただきました。白米、みそ汁、漬物も付いてるので、食べ応えも十分。

 サーロイン、上カルビ、肩ロース、モモの4種類を表面に焼き色が付くくらいで軽くあぶります。

 厚さ1cmはありそうな肉は、口に含むと、とろけるようなやわらかさ。「まず何も付けずに食べて肉の甘味を味わい、その後ちょっと塩を付けてどうぞ」というアドバイスに従って、肉本来のうま味を堪能しました。

 ファミリーセット(3~4人前、400g、5,100円)など人数に合わせてメニューを選べるので家族みんなで楽しんで。

住所:大分県九重町町田3314-1
営業:夏季(4月~11月)10:00~18:00 火曜休
 冬季(12月~3月)10:30~17:30 火曜休
電話:0973-78-9446

酪農家・岡嶋牧場(ミルクランドファーム)

 岡嶋牧場(同県九重町)が敷地内で営むジェラート店「ミルクランドファーム」では、高原で育った牛のしぼりたてミルクで作ったジェラートが人気。冬でもお客さんが途絶えないといいます。

お店によく来る猫。「アイスは与えないでニャ」

 1つ300円で味が2種類まで選べるのがうれしいポイント。季節ごとに変わる旬の味を含め、常時10種類前後のフレーバーが用意されています。

おすすめは「そのまんまミルク」。コクがありながらも後味さっぱりの爽やかな味です。

住所:大分県九重町田野2407
営業:9:00~17:00 ※売り切れ次第閉店
電話:0973-79-2685

九重夢大吊橋

  同県九重町にあり、飯田(はんだ)高原を北へ流下する鳴子川(なるこがわ)の渓谷「九酔渓(きゅうすいけい)」の標高777mにかかる長さ390m、高さ173mのつり橋「九重夢大吊橋(くじゅうゆめおおつりはし)」。人が渡ることができるつり橋としては日本一の高さを誇り、「日本の滝百選」にも選ばれた「震動の滝・雄滝」と「雌滝」を見ることもできます。

 紅葉の季節には山が燃えるような赤で彩られ、写真映えするスポットとしても知られています。

 つり橋へ一歩足を踏み出すと、風がない日でも歩く人の重みで揺れて、高い場所が苦手な人には少し怖いかも。

絶景だけど高くて怖い~

 恐る恐る下を見ると、橋の真ん中部分がブラインド状になっているため、うっすらと渓谷が見えます。絶景だけれど足がすくんでしまいました。

 橋を渡る前に無料で写真撮影をしてくれるスポットもあります。これは帰りにもらえるので、記念に撮影してみて。

 ゆっくり歩いて往復約15分ほどで渡橋できますが、途中で引き返すお客さんも多いとか。無理のない範囲で楽しんで。
 傘を差しての入場やペットを連れての入場は不可なので、注意を。

住所:大分県九重町田野1208
営業:1月~6月/11月~12月 8:30~17:00、7月~10月 8:30~18:00 ※入場は閉場の30分前まで
電話:0973-73-3800

※掲載されている情報は、2020年01月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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